カレーは健康に悪いのかいいのか?健康効果とレトルトについても

カレーの栄養
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カレーは国民食として人気ですが、健康効果があるという声や良くないという声があります。

一体どちらが本当なのでしょうか?

また、健康効果があるというのはなぜ?レトルトカレーはどうなの?といった疑問にも解説していきます。

美味しいものは体に悪い、なんて言葉を聞きますが真相を探ってみます。

カレーは健康に良いの?悪いの?

そもそも、カレーというのはどのような面で良いとか悪いとか言われるのでしょうか。

まず、良いと言われる面としては、カレーを食べると冷え性が改善したり風邪予防ができると言われています。

カレーには、複数のスパイスが配合されているので、手足の指表面の温度が著しく上昇したという結果がハウス食品の調査でわかっています。

調査対象は、20代から30代の女性冷え性と自覚している10人です。

カレーのスパイスのおかげで新陳代謝が高まり、自律神経を刺激することが体が温まる理由です。

また、体の体温があがることによって、免疫力が30%もあがります。

スパイスは、疲労回復効果や発汗作用、新陳代謝を高める作用などもあります。

体内が活性化することによって、より健康効果が高まると言われています。

しかし逆に、カレーは体に悪い!という声もあります。

なぜなら、通常は市販のカレールーを使用すると思いますが、化学調味料や油分がたくさん入っています。

だいたいカレールーの40%は、添加物でできていると言っても過言ではありません。

油分が多いために、胃もたれをしたりすることも多く、どうしてもカレーは食べ過ぎてしまう傾向になるので、注意が必要です。

さらに、市販のカレールーには、小麦粉が含まれています。

小麦粉の中には、グルテンと呼ばれる成分が含まれていて、グルテンは摂りすぎると健康被害があると考えられています。

このように、真逆の評価がカレーにはあるので、どちらを信じたらいいのかわかりません。

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健康効果を高めるカレーの作り方

カレーが健康に悪い、と言われる原因は全て「市販のカレールー」だからです。

本来、カレーの本場であるインドでは、こういった手軽に使えるものは使用しません。

何種類ものスパイスを使用して、食材を煮込むことが通常です。

インドでは、基本の食事がカレーなので、それぞれの体質や体の不調に合わせてスパイスを選び、体内ケアを行うとのです。

インドはとても暑い国なので、暑さに耐えられるようにスパイスを薬膳のように使用しています。

さらに、インドカレーはさっぱりとしていて食べやすく、胃もたれなどは全くありません。

スパイスそれぞれに効能があり、組み合わせを変えることによって、自分の体調に合わせたカレーを作ることができます。

このように、もっとも健康効果を高めてくれるカレーの作り方は、市販のルーは使わずにスパイスカレーを作るようにしてください。

ただ、最近は「無添加」のカレールーが販売されているので、そういったものを使用するのも一つの手です。

その際は、きちんと目で見てわかる食品しか作られていないか、トランスファットが含まれてないかを確認しましょう。

その他にも、入れる具材を野菜中心にしたり、炒める時の油をココナッツオイルにするなどして、体に良い作用のあるものでまとめるとより、本来の健康効果を得ることができますよ!

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レトルトカレーは体に良いの?悪いの?

「レトルト」とつくものは全て体に悪いのでは?と思う人もいます。

実際、食品添加物や栄養も不足していたり、配合材料の不安もあります。

確かに、レトルトカレーには食品添加物が入っています。

よく見かける「アミノ酸等」とまとめた表記になっているものは、大概化学調味料が複数入っていることを表現しています。

化学調味料は、過剰摂取すると危険です。

しかし、あくまで「過剰」がダメ、というだけでそこまで神経質になる必要はありません。

ただ、100%大丈夫!というわけでもないので、抵抗感があれば食べるのやめましょう。

レトルトカレーで1番気になることは、栄養が不足してしまうことです。

具材がほとんど入っていないので、栄養は当然不足します。

なので、レトルトカレーは体に悪い、というよりも、実際的には栄養が不足するので食べすぎは良くないということです。

もしも、レトルトカレーを食べる時には、サラダを食べたり、 卵をトッピングするなど、自分なりに工夫して、栄養を足してください。

現代の人はどうしても忙しく、一人暮らしの人はカレーを作る時間もないかもしれません。

そんな時に便利なレトルトカレーを使いたくもなりますが、栄養のバランスを考える必要があります。

まとめ

結果的に、カレーは作り方や食べ方で健康に良い悪いが変わってきます!

健康に関して気になる場合は、やはりスパイスからカレーを作ったり、無添加のカレールーを使うなど、工夫が必要です。

レトルトカレーに関しても、そこまで健康面よりも栄養面のことを考慮する必要があります。

健康によくて美味しいカレーが食べられたら、そんなに良いことはないです。

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