レトルトカレーって、真空になっているのでいつまでも大丈夫な気がしてしまいます。
しかし、箱にはきちんと「賞味期限」が記載されているので、その範囲内で食べなくてはいけないと感じるかもしれません。
ただ、棚の中にしまいこんでいて、うっかりレトルトカレーの賞味期限が過ぎてしまった!ということもよくある話です。
そこで、レトルトカレーの賞味期限切れはいつまでOKなのか、賞味期限切れの美味しさはどうなのかまで詳しく説明していきます!
レトルトカレーの平均賞味期限
レトルトカレーの平均的な賞味期限は大体1年から2年程度です。
この期間の始まりは、「製造された日から」としている企業がほとんどです。
レトルト食品は、カレーを含めて全て食品衛生法などによって決まりがあります。
例えば、入れる容器は合成樹脂フィルムやアルミ箔などを貼り合わせたものが基本です。
劣化を防ぐために、光を通さないような袋を使用する決まりになっています。
そして、完全に密封した上で殺菌を行っているような流れになります。
つまり、もともと雑菌が繁殖しないような状態になっているため、賞味期限が長く設定されています。
なので、ちょっと賞味期限を越えても大丈夫かな?と思うかもしれません。
基本的に賞味期限をしっかりと守らなければいけませんが、越えても大丈夫な範囲はあるかご紹介していきます。
1年以内ならどう?
賞味期限というのは、ある程度の猶予を持たせています。
そのため、1ヶ月や3ヶ月程度であればほとんど変わりなく食べることができます。
ですが、3ヶ月くらいの時は、味が少々変わります。
なぜなら、カレーに使用されている油分が酸化して風味が変化するからです。
1ヶ月から2ヶ月程度だとほとんど変化を感じることありません。
この程度の期間であれば、安心に食べられることがわかります。
ただし、パックが膨れていたり、開封した時に違和感を感じるような匂いが出ている場合が、腐っているので絶対に食べるのはやめましょう。
次に、3ヶ月以上賞味期限を過ぎたものはどうなのかも気になります。
半年を過ぎる頃には、危険が増します。
食べられない、ということはないかもしれませんが、保存している場所や温度・湿度によっては、雑菌が繁殖している可能性があり、あまりおすすめできません。
もともとの賞味期限が比較的短く設定されているものだと、美味しく食べられる期待は薄くなります。
見た目だけでは判断できないような細菌が入り込んでいる可能性もあるので、おすすめはできません。
2年以上ってどうなの?
半年以降は、食べることはおすすめできません。
しかし、常温保存のレトルトカレーの場合、本来であれば未開封なら3年を過ぎていても食べることができるのでは?と考えられています。
ですが、当然中身は劣化していますし、匂いや見た目に関しても違和感を感じるようになると思います。
また、食べたい!と思う人自体いないと思いますが、5年から10年経ったレトルトカレーが出てきたら、早急に廃棄しましょう。
殺菌処理をしていると言っても、その時の体調や保管している場所によっても全く変わってきますが、好奇心で食べることはおすすめしません。
レトルトカレーの保存でおすすめは?
レトルトカレーの賞味期限が切れても食べられるかどうかの判断は、どんな保存をしていたのかによります。
基本的な保存方法でお伝えしていきます。
まず、多くの人がしている「常温保存」です。
スーパーで販売されている時も常温保存なので、高温多湿を避けてくださいという注意書きが書かれています。
この表記の意味合いとしては、通常の部屋の温度であればそのままで問題はないという意味ですが、直射日光やストーブの熱がくるような場所などの気温差が激しい場所に保存は良くないです。
すぐに内容物が劣化し始めて、袋が膨れてくるので、注意が必要ですよ。
長持ちさせたいと思う人の中には、冷蔵・冷凍をイメージするかもしれませんが、どちらも不向きです。
逆に冷やしてしまうことによって、味の質は落ちますし、劣化の原因になるので、レトルトカレーの保存の基本は、常温保存が望ましいです。
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