カレースパイスの基本4種と簡単な調合(配合)は?人気なレシピも

カレーの栄養
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カレー作りと言えば、市販のカレールーを使用しているという人が多いかもしれません。

しかし、最近では健康志向の方も多く、脂肪が多い市販のカレールーは使用したくないと思っている人も増えてきています。

そんな時に役立つのは、スパイスだけで作るカレーです。

スパイスの配合って難しいんじゃない?と思うかもしれませんが、スパイスの基本的な種類と基本の調合を知っているだけで簡単にできちゃいます。

さらに、人気なレシピもご紹介するので、参考にしてみてください。

 

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カレースパイスの基本4種

カレースパイスは、かなり多くの種類がありますし、それぞれに効能があるので、たくさん入れてみたいと思うかもしれませんが、実際何種類もスパイスを入れてしまうと味の調整が効かないこともあります。

そうならないためにも、基本的なカレースパイスを4種類知っておきましょう。

この4種類さえ知っておけばカレー作りにも役立ちますので、しっかり覚えておいてください。

 

  • クミン
  • ターメリック
  • コリアンダー
  • レッドペッパー

 

以上が基本的なスパイス4種類ですが、それぞれ効能もご紹介していきます。

 

まず、クミンです。

古代エジプト時代から使用されていた昔から基本となっていたスパイスです。

クミン自体がカレーのような風味がするので、馴染みやすいスパイスだと言えます。

効能としては、食欲増進や抗がん作用、スパイスですが胃痛や腹痛にも効果があると言われていて、非常に多様な効果を期待することができます。

最近では、クミンは高いダイエット効果があり、体脂肪燃焼の手助けをすることでも知られるようになりました。

次に、ターメリックです。

ターメリックは、鮮やかな黄金色をしていて、カレーの着色として使用されるスパイスですが、健康サプリでよく目にする「ウコン」をパウダー状にしたものです。

そのため、非常に健康効果があり、肝機能を向上させてくれたり、高血圧を改善してくれます。

さらに、アンチエイジング効果が期待できて、廊下の原因になる活性酵素が出るのを抑制してくれます。

次に、コリアンダーです。

3,000年前にはすでに栽培されていて、昔から肉の保存やお酒造りにも利用されてきました。

効能としては、体内に溜まったガスやよくないものを輩出してくれて、体内環境がよくなります。

また、鎮静作用もあって、偏頭痛や肩凝りに効くなどリラックスできるような効能が期待できます。

最後に、レッドペッパーです。

名前からしてスパイス!というような感じがしますが、その名の通りスパイスの中でも辛味を持ちます。

レッドペッパーを調整して、カレーの辛さを決定していくので、非常にポイントになるスパイスです。

新陳代謝を高めてくれて、ダイエット効果が期待できることと、抗菌作用があるので胃を丈夫にしてくれます。

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カレースパイスの調合(配合)の基本

スパイスだけでカレーが作れることは理解していても、大事なことであるスパイスの美味しい調合を知っている人はなかなかいません。

何事にも「黄金比率」があるように、スパイスにも基本的な配分があります。

この基本を知っていなければ、応用もできないので、必ず覚えておきましょう。

クミン:1、コリアンダー:1、ターメリック:0.5、レッドペッパー:0.5

です。

この比率が、辛過ぎないでコクの出るわかりやすいスパイス調合の基本になるので、試してみてください。

 

人気なレシピについて

スパイスだけで作るカレーで人気なレシピをご紹介します。

①基本のスパイスで作るキーマカレー(2人分)

ひき肉300g、玉ねぎ1個、トマト1個、プレーンヨーグルト大さじ2、にんにく・しょうが、4種の基本のスパイス、これだけで本格的なキーマカレーが出来上がってしまいます。

ひき肉以外の材料を全てみじん切りにしておき、ひき肉とプレーンヨーグルトとスパイス以外を炒めていきます。

どろりと良い感じに水分が飛んだらプレーンヨーグルトを加え、また水分がなくなるまで炒めていきます。

ラストにスパイスを加えていきますが、ポイントはクミンを少々多めに入れることです。

このレシピでは、クミンを小さじ2、コリアンダーを小さじ1、レッドペッパー・ターメリックを小さじ1/2ずつ入れて、塩で味を調整していきます。

ここまでで、カレーの素が仕上がると言って過言ではありません。

最後に別のフライパンでひき肉を炒め、カレーの素に合わせたら出来上がりです!

 

②基本のスパイスで作るカレールー(2人分)

このレシピの場合は、スパイスの調合は前出したスパイスの黄金比と同じです。

その他の材料を選ぶ際のポイントは、一般的なカレーの具材よりも少なめにすることと余計な野菜を増やさないことです。

基本的には玉ねぎと人参くらいでいい、と考えられます。

人参もスパイスカレーは煮込むよりも炒めることが基本になるので、あらかじめ茹でておくかすりおろすなどして加えてください。

最初にしっかりと野菜を炒めて、50ml程度の水を加えて炒め、トマトピューレ大さじ2とスパイスを加えて炒めていきます。

最後に肉を入れて、水を適量入れて煮込めば完成という非常に簡単なレシピですが、美味しく作れると人気です。

 

このように、基本のスパイスを覚えておくと簡単に本格的なカレーを作ることができるので、ぜひ試してみてください。

 

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