超簡単!キャンプカレーの作り方!ダッチオーブンで作る無水カレー

カレーの豆知識
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家族やグループでキャンプするときの食事は、非日常な雰囲気もあいまって何を食べても美味しいですね。

キャンプ料理の定番といえば、やはりカレー。

いつもの定番カレーも良いですが、キャンプならではの特別感も出したいですよね。

昨今のブームで人気のダッチオーブンを生かした、ワンランク上の美味しい無水カレーに挑戦してみませんか。

無水カレーにおすすめの材料

無水カレーとは調理中に水を加えず、食材の水分のみで作るカレーのことです。

野菜をたくさん摂ることができますし、食材の味が凝縮されるので旨味が強くなると人気のメニューです。

無水カレーは野菜の蒸気を逃がさない調理方法のため、通常の鍋ではなくホーロー鍋や圧力鍋、ダッチオーブンとの相性抜群です。

■おすすめの無水カレーレシピ

【4人分の材料】

トマト   4個

玉ねぎ   2個

ナス    2本

鶏モモ肉  400g

塩、コショウ 少量

ショウガ   適量

ニンニク   適量

クミンシード 少量

カレールー 4皿分

そのほかパプリカ、人参、ズッキーニやキノコ類など。

この材料でなければ!というものはありませんので、好きな具材を選んでもらって良いのですが、「トマト」は欠かせません。もしトマトが苦手であれば、白菜、キャベツ、ナスなどの水分の多い食材を多めに入れるのがおすすめです。

ダッチオーブンで作る無水カレー

【調理手順】

1.肉や野菜をカットする。

 トマトは水分が出すぎないように大きめに切る

2.ニンニク、ショウガをみじん切りにする

3.ダッチオーブンにクミンシードを入れ、油を入れて弱火で軽く炒める

4.ニンニクとショウガも合わせて、玉ねぎを炒める

5.鶏肉を軽く色づく程度炒める(あとで煮込むので、軽くで大丈夫)

6.他の野菜類を合わせて炒める

7.トマトを入れ、軽くつぶしながら炒める

8.水分が出て沸騰してきたら、火からはなし、鍋を温める程度の弱い遠火で煮込む

9.具材に火が入ったら、カレールーを入れて軽く煮込んで完成

クミン、コリアンダーなどのスパイス類はパウダー状のものを使う時は、トマトなどの食材を炒める段階で入れます。

■もっと手軽に無水カレーを楽しむ

「スパイスを使うまでは凝らなくていい」「持っていく食材を手軽にしたい」場合の代用策です。無水カレーは野菜の甘味が出やすくなるので、通常よりも甘く美味しく作れます。

・トマトは生のものでなく、トマト缶で代用可能です。紙パックタイプのものであれば持ち運びも楽ですね。

・ニンニク、ショウガは無くてもできますが、チューブで代用可能なので隠し味に是非。

・香りづけのスパイス類は、なくても大丈夫です。

ダッチオーブンのおすすめ

ダッチオーブンは、あるだけでキャンプの雰囲気が出るアイテムですが、初めて購入する人にとっては、種類が色々あって目移りしてしまいますね。

素材・大きさ・使う目的…大まかに、ダッチオーブンの種類をまとめてみました。

■鋳鉄製

ダッチオーブンのスタンダードとも言える鋳鉄製は、ラインナップが多いのが特徴。

長く使うことでダッチオーブンならではの、黒く深みのある風合いが出ることで人気です。

購入してすぐは使用前に「シーズニング」と呼ばれる手入れが必要になります。

(※シーズニング きれいに洗って、良く乾燥させたら植物油を全体に塗る。鍋を煙が出るまで加熱する。野菜くずを炒めて匂いをとる、仕上げに油を塗って冷ましてから使い始める。)

鋳鉄製のダッチオーブンは多くが、使い終わったら水分を蒸発させ、サラダ油を塗って新聞紙につつんでの保管が必要です。

メーカーによってはシーズニングが不要だったり、IH対応したりしているものもあります。

 主要メーカー:コールマン(Coleman)、ロッジ(LODGE)、ロゴス(LOGOS)、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)、スノーピーク(snow peak)など

■ステンレス製

錆びにくく、洗剤で洗うことができる。収納時に油をなじませるのは不要で、扱いやすさが特徴です。

IH対応で使えるものもあります。値段はやや高価。

 主要メーカー:ソト(SOTO)など

■他には、黒皮鉄板製、アルミ製、ダクタイル鋳鉄製などがあります。

大きさも、ソロキャンプ用の小さいものから大人数用のものまで様々。

キャンプカレーを作るなど使い勝手がいいのは、3〜4人分の10インチサイズがおすすめ。

家庭用コンロにも収まるサイズ感で、キャンプに行かない時でも家庭で煮込み、オーブン料理が楽しめます。

おわりに

ダッチオーブンで作る無水カレーは、トマトなどの水分の多い野菜をメインとした、食材の水分だけで作るカレーです。

蓄熱性が高いのでいったん沸騰したら、あとは鍋を温める程度の弱火で調理可能となります。

ダッチオーブンの鍋は色々な種類がありますが、2〜3人分なら8インチ、3〜4人分なら10インチが最適です。

素材も多彩で、鋳鉄製ダッチオーブンを黒光りする鍋に育てるのも醍醐味でしょう。

初心者は手入れが簡単で、キャンプだけではなく家庭でもダッチオーブンを楽しめるステンレス製のものがおすすめです。

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