カレーにじゃがいもは欠かせない具材です。
しかし、入れるタイミングによっては煮込みすぎてしまったり、固くて煮えていなかったりと扱いが難しい具材でもあります。
そこで、正しいじゃがいもを入れるタイミングと品種や種類でおすすめは何かをお伝えしていきます。
ちょうど良いタイミングと工夫
カレーは一度作ると3日は食べるみんなが大好きな料理です。
カレーライスの他にも、そばやうどん、パスタでも食べることができるので、非常に万能です。
そんなカレーの具材の王道は、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、肉です。
この中で最も入れるタイミングが難しいのはじゃがいもで、煮込みすぎて煮崩れししまうと、食感が変わり、美味しくないカレーになってしまいます。
きちんと柔らかいけれど、じゃがいもの形が残ったカレーは満足感が違います。
そこで、きちんとじゃがいもが煮崩れしない調理方法を覚えておくと便利です。
電子レンジを使用する
カレーは煮込み料理なので、どうしても全ての具材を一緒に煮込むというようなイメージがあります。
例えば、玉ねぎやにんじんであれば、味が出てまろやかさが出るなど一緒に煮るメリットはあります。
しかし、じゃがいもというのは味が出るというよりも、じゃがいもそのものの味がカレーにマッチするような形なので、一緒に煮なくても良いのです。
そこで、電子レンジを使用すると簡単です。
耐熱容器にカットしたじゃがいもを入れ、電子レンジにかけます。
全体的に透き通り、すっと竹串が通れば問題ありません。
そして、一旦じゃがいもを冷やし、ルーも全て入って仕上がる少し前の段階のタイミングで入れるだけです。
この時、冷やさないとじゃがいもが煮崩れしやすくなるので、必ず冷やしてからカレーに入れてください。
一緒に煮る時のタイミング
電子レンジなどを使用せずに煮る場合は、最初にしっかりと炒めることが大切です。
また、すぐに煮えるようにとじゃがいもを小さくカットしてしまうのは避けてください。
確かにすぐに煮えますが、その分煮崩れしやすくなるので、できる食べにくくならない程度の大きさでカットしてください。
そして、一度バットなどに取り出しておきます。
他の野菜や肉を煮込み、もうそろそろカレールーを入れる、というタイミングでじゃがいもを入れます。
途中から煮込むことによって、じゃがいもが他の食材とぶつかる回数が減りますし、じゃがいもが熱くなりすぎないので、煮崩れを防げます。
カレーにおすすめの品種や種類
じゃがいもは最近多くの品種や種類があり、それぞれに特徴があるので、カレーのような煮込み料理に向いているかどうかがあります。
どれだけ煮崩れしないように注意したとしても、じゃがいもの品種や種類選びに失敗するとカレーも失敗します。
なので、カレーによく合うじゃがいもの品種や種類をご紹介します。
1.インカのめざめ
北海道では王道とも言える品種のじゃがいもです。
中は濃い黄色で味も甘く、そのまま食べても非常に美味しいです。
粘質が強く、煮崩れしにくいので、カレーに合います。
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2.メークイン
一般的にカレーでよく使用されているじゃがいもの品種です。
長方形で比較的大きめで、煮崩れしなくて調理がしやすいことで人気があります。
味が染みやすいので、カレーに入れて煮込むとより美味しくなります。
3.ニシユタカ
新じゃがとして人気のニシユタカですが、粘質があり甘みも強いので、カレーに向いています。
全体的に淡い黄色で、じゃがいもらしい丸みが特徴です。
ホクホク感というものはありませんが、カレーで煮込んだ時にはしっとりとした甘みを感じられて美味しいです。
じゃがいものカット方法にも注目
カレーを美味しく食べるためには、じゃがいもを入れるタイミング同様にじゃがいもの切り方にも注目した方が良いです。
半分にカットするだけやそのままでは大きすぎますし、細かくカットしてしまっても煮崩れの原因になります。
そこで、おすすめのじゃがいものカット方法は乱切りです。
カレーにじゃがいもを入れる大きなメリットは、ボリュームアップなので、程よい大きさにするには乱切りが最も適しています。
カット方法は、中くらいのサイズであれば、4分の1にカットすると良いです。
また、小さめであれば半分、大き目のものなら6分の1にカットするとちょうど良いサイズになります。
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