カレーの具材といえば、人参、じゃがいも、玉ねぎ、肉です。
その中でも人参は甘くて美味しいので子供から大人まで、カレーには欠かせない具材として人気です。
そんな人参ですが、皮をむくむかないで悩んだ人も意外に多くいます。
皮付きの方が栄養素が高いのでそのまま使用する人、食感の問題で抵抗感があり皮をむく人、それぞれいますが実際はどちらが良いか解説していきます。
また、カレーが完成したけど人参が固い!なんてこともあります。
その際の対処法もあわせてお伝えしていきます。
人参の皮はむいた方がいい?
料理をしていて最も面倒な作業は「皮むき」です。
ピーラーを使えば簡単にむくことはできますが、何となくめんどくさいと感じる人は多いです。
特にカレーを作る時は多く人参を使う家庭もあるので、もし皮をむかなくてもいいならその方が良い、と思っている人がほとんどです。
実際、人参というのは本来皮は驚くほど薄く、その薄い皮に栄養がたくさんついていることがわかっています。
人参の栄養素であるβカロテンは皮に最も多く含まれているからです。
そのため、人参はまるごと食べても問題はありませんし、できるなら皮ごと調理した方が体のためにはいいです。
人参の皮だと思っていたのはなんだったのか
今まで皮だと思っていた表面の固くなっている部分は何か、という話ですが本当は皮の部分は出荷の洗浄の時にほとんど剥けてしまいます。
なので、皮だと思っていた部分は身です。
洗浄後、身が乾いてシワができた状態なので皮に見えるのです。
簡単に人参の皮をむく方法
どれだけ、皮ごと食べた方が良い、と言われてもやっぱり気になるし栄養素もそんなに多くないのでは…という人もいます。
そこで、面倒な人参の皮を簡単にむく方法をお伝えします!
ピーラーが最も簡単と思われていますが、ピーラーだと力加減によっては余分なところまでそぎ落としてしまいます。
そうなるとどんどん栄養分が減っていってしまうので、とっても簡単な方法としては、包丁の背を使うことです。
包丁の背を使って、ピーラーの時のように皮をむくと、綺麗に薄くむくことができます。
カレー完成後の固い人参の対処法
美味しそうなカレーができた!と思ったら、人参がまだ固かった…ということもあるかもしれません。
そんな時の対処法は非常に簡単で、もう一度煮るだけです。
カレーをことこと煮込み続けてください。
味が濃くなってきたな、と思ったら水や牛乳で薄めながら調整をします。
幸い、カレーというのは薄めた後にまたカレールーを入れたとしても何か味に変化があるのかと言われたらそういうわけでもないです。
なので、本来であればそのまま煮続けることによって、やわらかくなります。
しかし、そんなに待っていられないという場合は、人参を取り出し、カレーが付いている部分を洗って、耐熱皿に入れ、大さじ1杯から2杯の水を入れて電子レンジで2分加熱しましょう。
この時、食べる分だけやってしまえば、鍋に残っている人参は余熱で煮えます。
熱を入れなくてはやわらかくならないので、まずは食べる分だけ対処すると待たずに食べられますよ。
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