カレーにごろごろ肉が入っていると嬉しくなります。
家庭によって、豚肉と牛肉に分かれていますが、実際どちらがおすすめなのか疑問に思う人も少なくありません。
おすすめの肉を知っておけば、自分で作る時にも迷わずに肉を選ぶことができますし、その時どのようなカレーにしたいかでもも肉を選ぶことができます。
なので、カレーの肉でおすすめは豚肉と牛肉どっちなのか、部位でいうとどこが美味しいのかという点をお伝えしていきます。
豚肉のメリット
家庭のカレーだとほとんどが豚肉を使用しているかもしれません。
理由は、安価なことと脂肪が多く、カレーに旨味が出ることから人気です。
また、豚肉ならではのメリットもあります。
まず、豚肉は日本で一般的に販売されているカレールーと合う、ということが最も大きな目りっとです。
日本で売られているカレールーは、家庭で簡単に美味しいカレーが作れるように考えられています。
他の肉だと、使用するカレールーによっては、本格的な味を出さなくてはイマイチ…と感じてしまうかもしれませんが、豚肉であればどんなカレールーにも合うので、使いやすいです。
また、豚肉は野菜との相性も良く、同時に旨味が出たとしても味の邪魔をしません。
むしろ、一緒になることによって深みが増し、家庭にいながら本格的な味わいを体験することができます。
牛肉のメリット
豚肉から比べると、カレーに牛肉を使用している家庭は少なめです。
しかし、主に西日本地域では、カレーに牛肉を入れることが主流であり、豚肉のカレーを食べたことがないという家庭まであるくらいです。
牛肉をカレーに入れるメリットは、なんといってもコクが出て、欧風カレーにも合うところです。
欧風カレーというのは、小麦粉から作られる一般的なカレーよりも少し濃く、食べるとボリューム感を感じられるので、人気です。
こうした、少しアレンジカレーとも言えるような種類でも対応できるのが、牛肉を入れるメリットです。
カレーには豚肉と牛肉どっちがおすすめ?
結論から言えば、どちらも美味しく食べられるのでおすすめです!
どちらの肉を選ぶのか、というのは好みによっても意見は変わりますが、基本的に野菜少なめでさっぱりと食べたいという時は牛肉がおすすめです。
ビーフカレーというメニューが多くの洋食屋で提供されていますが、ビーフカレーには野菜がほとんど入っていません。
牛肉のコクで充分カレーが美味しくなるからです。
逆に、具沢山にしたい!という場合は、豚肉を使った方が他の野菜の旨味との相性も良いので、おすすめです。
自分がその時、どのようなカレーを作りたいのかによって、肉を使い分けてみてると良いです。
カレーにおすすめの部位
カレーそのものが美味しいので、使用する肉はどんなものでも良い、と考える人もいますが、実際は豚肉と牛肉それぞれでおすすめの部位が違います。
豚肉でおすすめの部位
好みは分かれますが、おすすめなのはロースとバラです。
ロースは豚肉の中で最も美味しいと言われている部分で、甘みが強く、煮込み料理にも向いています。
また、バラの場合は、脂肪から出る旨味がカレーにおいしさをプラスしてくれることと、何の料理にも合うので使いやすいです。
ただ、バラは脂肪が多い分、アクが出やすかったり油っぽくなったりすることもあるので、使用量には注意が必要です。
豚肉の使用量は、1人前の平均で70gだと考えられています。
そのため、この平均よりも多く豚肉を入れたい、という場合はバラではなくロースにしてみるなど部位で調整するようにしてください。
牛肉でおすすめの部位
カレーで使う牛肉でおすすめの部位はダントツでバラです。
旨味が出やすく、一般的にビーフカレーと言えばバラを使用しています。
牛肉を使用する時の醍醐味は、やはり薄切り肉を使用するのではなく、塊の肉をごろごろ入れるとより味わいが濃くなります。
また、牛肉特有のカレーとして、欧風カレーがありますが、この場合は塊の肉ではなく、薄切りを使用するようにしてください。
牛肉の使用量は、1人前の平均で50gです。
少量でも味わい深いカレーに変身する点は、牛肉ならではです。
まとめ
ご紹介したように、豚肉も牛肉もそれぞれ良さがあり、住んでいる地域によっても好みが変わってきます。
自分の地域がどちらかに固定したカレーを作っているのであれば、それに従うのも一つの手です。
ですが、一度はどちらの肉でもカレーを試しに作ってみて、自分が好きな方を主流にしてみると良いですよ。
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